アンティーク着物とは【アンティーク着物とリサイクル着物の違い】

着物
この記事を読んだらわかること
  • アンティーク着物とはどのような着物なのか
  • リサイクル着物とはどのような着物なのか
  • アンティーク着物リサイクル着物の違い
すそまる
すそまる

アンティーク着物って素敵ですよねぇ

ま、私は残念ですが持ってないんですけどねぇ!!

アンティーク着物は持ってはいませんが

どのような着物なのかをご説明していこうと思います

同時にアンティーク着物と一緒によく耳にする

リサイクル着物についてもどんな着物なのか

アンティーク着物との違いもご紹介していきます

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アンティーク着物とは?

そもそもアンティークってなんだっけ??

アンティークとはフランス語で骨董品古美術品のことで製造から100年以上たった物を指します

着物においてのアンティークとは100年以上と明確にはせず

ざっくり言えば戦前に仕立てられた着物

昭和の初期から遡って大正、明治と約70年以上前に作られた着物を

アンティーク着物といいます

大正ロマンやレトロモダンと表される大胆で斬新な柄が人気のひとつですが

デザインの特徴も時期や流行によって変わります

戦前を経て伝わってきたこともあって古いのが特徴で

古いということはそれだけ傷んでいることも多いです

普段から着物で生活していた時代の物ですから

大切に扱っていたとしても致し方ないのかもしれません

サイズも昔の女性が着用していたものなので

現代のサイズよりも小柄なつくりです

身丈も裄丈も足りないのは珍しくありませんが

身丈が短くても裄丈が足りなくて肘が見えそうでも工夫次第で着ることはできます

身丈が短ければ袴に合わせて着てみたり

短くてもミモレ丈くらいならばブーツを合わせても可愛いです

裄丈はレースやビロードの手袋をしてみたら

上品なお嬢さん風に着こなすこともできそうです

着物は正しく着付けて美しく着ることもいいと思いますが

自由に自分の着やすい着かたで楽しむのもいいと思います

しかし、生地の劣化などで着用するのが困難な物もあるので

慣れないうちはできれば専門のお店で

実際に手にとってお品定めをされることをおすすめします

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リサイクル着物とは?

和装が珍しい時代にあってもアンティーク着物には根強い人気がありますが

それと同時にリサイクル着物とよばれる着物があります

アンティーク着物とリサイクル着物はどちらも古着という括りは同じですが

大きな違いを簡単にいえば仕立てられた年代です

リサイクル着物は昭和の中期以降に仕立てられた着物を指し

不要だったり着なくなった着物を買い取って販売している物です

特別な行事や冠婚葬祭でしか着物を着用しなくなったものの

嫁入り道具として揃えて仕立てた着物や

親や親戚から譲り受けた着物を買い取り業者に売るのは

最近では珍しいことではないですよね

簡単にフリマアプリなどに出品されていることもあります

仕立てる側からしたらちょっと複雑な気持ちですが

誰も着ることなく箪笥の肥やしになるよりは

積極的に着てくれる人の手に渡ったほうが

絶対いいですよね!!

リサイクル着物は物によりますが

ほとんど着用しないまま買い取りにだされている着物も少なくありません

着物初心者で着付けを習いたいとか

着物に興味があるけど高価な物には手が出せないという方は

まずはリサイクル着物から挑戦してみるのもいいかもしれませんね

和裁士としてはお仕立てさせてほしいというのが本音ですが

まずは着物に触れて実際に着物の良さを体験してほしいなって思います

まとめ

アンティーク着物もリサイクル着物もどちらも古着です

アンティーク着物とは戦前に仕立てられた着物

リサイクル着物とは戦後に仕立てられ着なくなった物を買い取って販売されている着物

リサイクル着物は古着といっても物によってはほとんど新品のような物もあり

アンティーク着物よりは安価で購入できるかもしれません

たくさんの着物を見るのって楽しいですよね

古着って出会いだと思うので

お探しの方にはよい出会いがあることを祈っております

でも一度は着てみたいなアンティーク着物!!

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