和裁の資格を教えます【国家資格 和裁技能士】

着物

ここでは私が持っている和裁技能士の資格を説明します

モフ
モフ

和裁士って何か資格があるのかにゃ?

めこ
めこ

いや、突然だにゃあ

モフ
モフ

僕もそう思ったんにゃけどぉ

タイトル的に聞いとかないといけにゃい感じにゃのかと・・・。

めこ
めこ

にゃるほど、空気を読んだのにゃ。

モフ
モフ

空気の読むのもアシスタントにゃんこのお勤めにゃ

めこ
めこ

すそまる、出番だにゃ

すそまる
すそまる

呼び捨て・・・いいけど。

ではでは、いつものようにざっくり簡単に私の体験も含めてお話していきますね!!

世の中にはいろんな資格があふれていますが

和裁においても資格があるのはご存じでしょうか

ここでは和裁、お着物を縫う仕事についての資格をご紹介します

私の体験談や当時の事なども書きます

大体は毎年同じ内容の課題や受験資格かと思いますが

結構こまかく指定してあるので

詳しい内容ははぶいて 

サラッとこんな感じだったよぉ~って雰囲気を感じていただけたら幸いです

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和裁の資格

和裁の資格には和裁技能士という資格があります

厚生労働省が実施する技能検定に合格することによって取得できます

1級・2級・3級の階級があり

言うまでもなく1級が最も上の階級となります

その他にも和裁検定試験の1級・2級・3級・4級という資格もありますが

ここでは私が実際に受験し取得した1級の和裁技能士の事をご紹介していこうと思います

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技能検定とは

技能検定とはどのような試験なのか

技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で130職種(※)の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。

厚生労働省ホームページより引用

この130職種の中の衣服・繊維製品関係の欄に和裁があります

引用の記すとおり合格すると和裁技能士が名乗ることができます

めこもふ
めこもふ

ちなみに、1級の合格証書はその時の厚生労働大臣の署名がしてあるので

「おおー、なんかスゲー。」ってなったのを覚えています

試験内容

女物の附下(つけさげ)を試験内容に沿って事前に準備するのですが

簡単に言うと途中まで縫ってある着物を試験会場で仕立て上げます

学科試験もあります

それと同時に部分縫いという課題があって

都衿コートの衿の上前だけをつくる

という課題がありました

めこもふ
めこもふ

ここでお針子修行ウラ話

都衿コートなんて、なかなか商品にも無いので

1級の試験を受けるためだけに練習しました

独り立ちしてからもコートの仕立ては稀で

羽織や道行コートならまだしも

特殊な変わり衿コートは珍しくて

練習するのが楽しかったです

めっちゃ、難しいんですけどね!!

試験資格

1級を受けるには7年以上の実務経験か

事前に2級・3級を合格していなければ受験資格がありません

私は和裁の訓練校に通っていたので

学ぶステップごとに技能照査や技能検定2級を受験、合格していたことから

1級もスムーズに受験できました

注意

試験内容、試験資格は例年通りとは言い切れないので

詳しく知りたい方は厚生労働省のホームページなどで確認されることをおすすめします

まとめ

和裁士にとっての唯一の国家資格である技能検定のことについて

何となくわかっていただけたでしょうか

資格の有無は関係ないように思われるかもしれませんが

1級であれ、2級であれ持っていたら誇らしいですよね

実際に私も最初に取引した呉服店は資格の証書を見せても

あまり関係ない反応でした

どっちかというと、

若い縫い手(あの頃は若かった)が見つかって助かった!って感じでした

あの時は資格よりも何が縫えるのかが重要なようでした

しかしながらその呉服店も後継者がおらず閉店してしまい

新しく取引先をみつけなければいけなくなりました

その時は資格が大いに役立ちました

自分を売り込む武器にもなるし

私の学校でも受けない人はいましたが

あの時迷わず臆せず受験していて本当によかったって思います

もし、着物を仕立てる機会があったら

お仕立てしてくれる人の基準にするのもいいかもしれません

お店によっては指名できることもあるようです

1級和裁士にこだわらなくても

一度縫ってもらった着物が着心地がよかったら

同じ和裁士さんでオーダーするのもいいですね!

と、話はズレましたが

和裁の資格ということで

厚生労働省が実施する技能検定をご紹介しました

今、修行中という人にはとってもいい目標になるのではないでしょうか

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